国民年金保険料の賢い払い方

前納制度

国民年金には前納制度と呼ばれるものがあります。生保や損保などの商品にもありますが、あれと同じようなものです。要は年払いや半年払いなどの先払いをすることで、いくらかの保険料を減免してくれるというものです。前払いした方が、銀行の普通預金に預けるよりメリットが大きいので、検討してみることをおすすめします。

前納制度には、いくつかのパターンがあって、その中から自分にとって最適なもの、実行可能なものを選択して利用します。以下、金額的メリットの多い順に説明していきます。なお、割引額等に関しては全て平成19年度のものを採用しています。

全期分前納:口座振替

1年分の保険料を1回で支払う方法で、これを銀行口座からの引き落としで行うものを言います。最も割引額が高い支払い方法です。現金払いによる全期分前納よりも割引額が高いという点がポイントです。

割引額は3,620円。率にすると約2,14%。銀行に1年間預けるよりは、お得だということが分かります。口座振替による前納をしたい場合は、2月末までに年金事務所で手続きを済ませる必要があります。

全期分前納:現金払い

全期分を全納するのに、口座振替によらずに現金払いで行うものを言います。納付書を使って銀行や郵便局、コンビニなどで支払います。割引額は3,070円。口座振替の場合と550円の差があります。

全期分前納:クレジットカード払い

2008年に新たに追加された支払い方法の一つ、クレジットカードによる全期分前納です。最初に登録しておけば、年に1度、クレジットカードで支払うことが可能です。

カード払いによる割引額は、現金払いによる前納と同額の3,070円。ただし、カード払いの場合は、カード利用ポイントなどが付与される場合が多いため、現金払いよりはメリットのある支払い方法だと言うことができます。

また、当サイトでも紹介しているように、国民年金の保険料を支払うのに適したクレジットカードを選んで支払うことで口座振替による全期分前納以上のメリットを得ることも可能です。

その意味では、少し大げさかもしれませんが、カード払いは無限の可能性を秘めた支払い方法だと言うこともできます。

半期分前納

1年分の前払いとなると17万円程度のお金を一度に払うことになります。夫婦二人分ともなればその倍です。結構な金額になるので、全期分前納は無理だという人がでてきます。

そういった人には、半期分前納制度があります。半年分を春と秋にそれぞれ支払いますが、割引額は全期分前納の場合と同様に支払い方法によって異なります。なお、カード払いの割引額は、現金払いと同様です。

口座振替:半期分で980円の割引(上期下期合計で1,960円の割引)
現金払い:半期分で700円の割引(上期下期合計で1,400円の割引)

口座振替による毎月払い(早割り)

1年分も半年分も1度に大きな金額が出ていくのは、家計的に厳しい。このような場合は、口座振替(早割り)による割引を使うことも可能です。毎月払いになるので、大きな金額が一度に出ていかず、やりくりのしやすい支払い方法です。

口座振替で毎月払いをする場合、通常は当月分の保険料が翌月末に引き落とされますが、早割り制度を使うと引き落としが1ヶ月早まる分、ほんのわずかですが割引が受けられます。この場合の割引額は1ヶ月分で50円。年間600円の割引です。

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